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40代でも大動脈瘤破裂の可能性はある?

生活習慣病

阿藤快さんの死因でもある大動脈瘤破裂とはどんな病気なんでしょうか。

大動脈とは心臓に直接繋がっている動脈で体の中で一番太い血管です。

心臓から拍出された全ての血液を運ぶ動脈で胸部から腹部にかけて走っています。

最大の動脈であり全身に血液を送り出す動脈の本幹です。

心臓から横隔膜までを胸部大動脈、横隔膜から下の部分を腹部大動脈といいます。

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動脈瘤とは

動脈瘤とは動脈が瘤(こぶ)のように膨れる病気のことです。

まだ小さなときは大きな力を加えないとなかなか大きくなりませんが、一旦大きくなり始めると少しの力で簡単に大きくなっていき最終的には破裂する危険性があります。

一番怖いのは大動脈瘤の破裂による大量出血で年間多くの方が亡くなってる事実があります。

大動脈瘤で一番大事なのは破裂する前に発見して治療することです。

大動脈瘤が破裂すると大量に出血するので破裂した動脈を人工血管に取り替えない限り助かる道はありません。

ほとんど自覚症状がないため知らないうちに大きく膨らんでいることが多いです。

腹部大動脈瘤では腹部膨満感、胸部大動脈瘤では声が枯れるなどの症状がでます

大きくなっていくと周囲の組織に圧迫して胸部大動脈瘤なら咳、血痰、胸痛、背中の痛みが腹部大動脈瘤なら腰痛や腹痛などの症状がでます。

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大動脈瘤の原因は

大動脈瘤は動脈硬化つまり動脈の老化が起こっていたことで引き起こされます。

多くは動脈硬化が原因です。

大動脈の中には高い圧力がかかっているので動脈硬化などで弱くなった部分があると瘤ができやすくなります。

60歳以上で背中に痛みを感じたら動脈硬化や心臓疾患を疑うべきですが40代でも十分考えられます。

なぜなら高血圧、喫煙、糖尿病、高脂血症、肥満などが動脈瘤の原因になりますからです。

大動脈瘤予防法は

コレステロール値や中性脂肪値、血糖値を改善して動脈硬化を予防することは腹部大動脈瘤の予防に役立ちます。

一旦大きくなった大動脈瘤を小さくするような治療法はありませんので、動脈硬化の原因である高血圧、高脂血症、糖尿病などにならないように注意することが大事です。

また早期発見のために定期的に検診することが大切です。

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